#17. 意味体系【解答】

[384] 問1) 3 問2) 2 問3) 2 問4) 3

問題解説
問1)1 は原義の足。2 は「来ること」、4 は「交通、移動」の意でどちらも隣接性に基づくメトニミー。
問2)「聞くこと」と「耳(聞く部位)」の隣接性に基づく。他はメタファー。
問3)包摂関係以外に、上位語・下位語の関係でも同様の趣旨。
問4)この「腕」は「技量」「能力」。特に「腕、手」を使ってする作業の技量。隣接性に基づく。

[385] 2

問題解説
2 のみ道具を表す動作主名詞。他は動作を表す動作名詞。

[386] 4

問題解説
感情・感覚形容詞は、言い切りの形(終止形)では、発話者の主観を表す。
例 「痛い!」「うれしい!」

[387] 4

問題解説
4は、目の温度が低いわけではない。冷淡、よそよそしい様を表している。

[388] 1

問題解説
1のみそのままじっと同じ状態でいる意味を表す。その他は中に入るという意味を表す。

[389] 問1) 3 問2) 4 問3) 1 問4) 3

問題解説
問1) シソーラスとは「宝庫」の意。語句を意味によって分類・配列した語彙集であるが、最近は、情報検索においてキーワードの示す範囲、キーワードと関連語の類似・対立・包含関係などを記述したリストの意味でも呼ばれる。
問3) 産業は「農業、工業、商業」などの上位概念を表す語である。
問4) 3. 以外は一つの事柄を、見方や立場を変えて表現した語。3. は対義語で、一方を否定すれば必ず他方になる関係の語。

[390] 問1) 1 問2) 4

問題解説
問1)愛知県瀬戸市およびその付近で作られる焼き物を「瀬戸物」といったが、そこから意味が拡大、一般化して、現在では普通名詞として陶磁器全体を指すようになった。
2、3 は縮小の例。4 は、価値の上昇の例。