#06. 異文化コミュニケーションと社会【解答】
[52] ①-2 ②-4 ③-1 ④-3 ⑤-1
[53] 問1)2 問2)3 問3)1
問題解説
問1)カミンズは、最初、セミリンガルと名づけたが、不適切な用語であるという批判を受け、誤解を避けるために「ダブル・リミテッド」とし、後に「リミテッド」に改訂している。
問2)メタ言語は言語を説明するための言語で、高次言語ともいわれる。
問3)
1=共有基底言語能力モデル(CommonUnderlyingProficiencyModel:CUPモデル)
4=分離基底言語能力モデル(SeparateUnderlyingProficiencyModel:SUPモデル)
カミンズは、一方の言語で認知力を発達させられれば、その能力は他方の言語にも転移するという説をとり、多言語環境にある子どもたちは、母語と第2言語の相互の発達が必要であるとした(発達相互依存仮説)。
[54] 問1) (1)1 (2)2 (3)4 (4)3 問2) 1 問3) 2
問題解説
問1)日本は,きわめて同質性の高い社会であるため,曖昧な表現でも互いの真意がどこにある か分かる。高コンテクスト文化の日本人はいちいち口に出して言うのを避ける傾向にある。
問2)ホールは,コンテクストを手がかりに社会とそこにおけるコミュニケーションのあり方を類型化。コンテクストとは,集団や社会のメンバー間に共有化された価値観や行動様式のレベル。
問3)ダイグロシア(diglossia)とは,社会において二言語が併用して使われている場合をさす。