#176. USBメモリを貸与PCで使用するべからず。でも何故?

わたくしはかつてレセコンプログラマーでありました。顧客は主に病院、診療所でした。対象は医事課の事務員でした。事務長は正規雇用者でしたが、その他の事務員は非正規雇用者でした。
雇用状況が良くないのが原因であれば仕方が無いのだが、この人たちはトラブルユーザーに近く、大変手を焼きました。
この■チイの人があるとき、何を思ったか、わたくしの眼前で恐らく私物のUSBメモリをおもむろにレセコンPCのUSBポートへ挿し込んだのです。
すると当該PCの画面がシマンテックノートンのマルウェア検知通知で占拠されました。
続いて隣近所のPCすべてがマルウェア検知画面へボンボンボンボンボンと切り替わったのです。隣近所のニ■イ職員は大騒ぎしましたが、当事者は何食わぬ顔でUSBをそっと抜きました。
わたくしは(かわいそうだとは思ったが)そのUSBを押さえて、当該病院の事務長とニチ■の支所長へ事情を説明しました。

悲しい記憶です。

話は変わって、イスラエルの諜報活動について説明します。イランはイラン革命後、イスラエルおよびアメリカと敵対し、核開発に血道をあげます。イスラエルはイランの核開発施設内にある遠心分離機の破壊を目論見ます。しかしイラン核施設内の情報機器はコンピューター制御であってもインターネットに接続していません。
では、イスラエルの諜報機関はどうしたか?
結果は下の本で読んでください。