#078. ロッキード社のMicrosoft Classified Cloud

ロッキードマーティン社のサイバーキルチェーンについての解説が大変分かりやすかったです。

米国軍産複合体系(失礼に当たるのか?)のロッキード社は、米国国防総省ペンタゴン(六角形の建造物のため、そのような通名になった。)と商取引があるわけで、国防総省のIaaSはMicrosoft Azureで選定されました。トランプ政権における出来事で、AWSに成らなかったのはトランプ氏がアマゾンのジェフ・ベゾス氏を毛嫌いしていたからだと言われます。

米国国防総省

なお、中央情報局CIAはAWSを随分以前から使用しています。(CIAには、エダ女史のような職員が果たして在籍しているのか?)

AWSには米国のGovCloudがあり、日本では政府共通プラットフォームがあります。Azure上で米国国防総省版の機密プラットフォームが出来て、それをロッキード社が使う、という概要です。

アンチマイクロソフトと思料される、foxhelp氏の発言が秀逸です。

「You pay more so that Microsoft can make the screw ups instead of you, and Microsoft is great at screwing things up.」

公共事業をこよなく愛する富士通が抱える、VMWare vCloud Airの成れの果て、FJcloudはどこへ向かうのでしょうか。