#076. 社内ニートになったら？
①「妖精おじさん」、「働かないおじさん」は、多くは当人の資質に起因するもの。これらの多くは職務経歴を詐称して居て、テレワーク環境を大いに活用してサボタージュし、他方、「やっていますよねアピール」だけは余念がない、決定的な給料ドロボウである。以前ゲソをつけた会社には、当該人物が大量に巣食っていて、しかもどういうわけかその多くが中途採用ながらも役職付きで雇用されていた。トップ以下、IT企業でありながらIT関係人事に地名的に疎く、面接者の恣意で採用時に役職が決まってしまうという謎の仕組みと、当該役職は新興宗教（というか、今話題のカルト）的職位に類似するほど細分化されたものなのだ。中途採用者は、少しでも良い処遇を得たいから、「前職では、マネージャーをしていましたよね」などとうそぶく。しかも人事がそれを真に受ける。上記会社では、プロジェクトマネージャーとして、自動的に処遇されるのである。①プロジェクトマネージャーは、よほどのことが無い限り、転職を考えない。理由は、すでに役職を得ているわけであるからだ。②コルセンマネージャーや倉庫会社の倉庫マネージャーごときが、IT企業でプロジェクトマネージャーが務まるわけがない。理由はPMBOKを理解していないからだ。こういった詐称系プロジェクトマネージャーが居る現場は悲惨を通り越して滑稽である。もっとも、かかる詐称系プロジェクトマネージャーは働かない。ドキュメントすら作らない。理由は、①なまじ働くと馬脚が現れてしまう（経歴詐称が露見する）からであり、②働かずお手当を頂戴するのが主要目的であるからだ。
②「社内ニート」は、上記①の要素がゼロではないが、(a)要員過多で手が空いてしまっている、(b)単純にタスクがない、(c)当人の技術力不足でタスクを渡すことが危険である等、何らかの不幸な事情で干（ホ）されているケースのいずれかであろうと推測される。世にいう「社内ニート」の多くは残念ながら(c)だろう。
redditの投稿を見たかぎり、投稿者は②の(b)であろう。CSIRTのインシデントレスポンダーだが、セキュリティインシデントが起きない（よって、することがない）、というものだ。
メンターの回答は、スレットハンティングをするべき、有事に対する演習をするべき、リスク分析をするべき（これは、他のメンバーのナワバリを侵害しかねないのでは？）、等々です。
投稿内ではCSIRTのインシデントレスポンダーに限っての話だが、定常業務系の現場では、良くある話だろう。
自分が当該状況に陥ったら、ExcelVBAで便利ツールを作るか、Python3でスクレイピングツールを作るかして、何もしていないことはないアピールをします。
フォロワーの皆さんは、どうやってこの苦境を乗り越えますか？