18. 語用論的規範【解答】

[391] 問1)2 問2)1 問3)3

問題解説
問1)関連性理論は、発話の解釈における推論過程を解明する理論。「不必要なコストを払うことなく、できるだけ多くの認知環境の変化の改善をもたらす情報」が関連性のある情報とされる。
問2)哲学者グライスは、ことばの文字通りの意味に対して、コンテクストで生じる言外の意味を生み出す基盤として「協調の原理」を立てた。この提案は革新的であり、多くの言語哲学者の興味を引き、会話の推意を研究する学問、語用論が大きく発展するきっかけになった。
問3)文法的な知識があっても、言葉の運用力(使い方)が適切でないと、コミュニケーションが達成できないということ。

[392] 2

問題解説
「偽りと信じていることは言わない」というのが質の公理。